横須賀 Indoor-plane 第 17 回飛行会

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山尾さんの新作機 "Micro Lite Flyer" 。
Ruijsink の Micromag システム搭載。 4x50mAh 電池を搭載して全備重量 50g 。主翼は発泡スチロールでできています。
モーターは N20AB と同サイズのものがギヤダウン(4.27:1)で使用され、プロペラは GUNTHER 125mmx110mm 。スピコンはモーター下部に貼りつけてあります。
マグネットアクチュエータは1個が 1.7g 。バルサトレイにお互いに磁力の影響がないように90度ずらして取りつけられています。マグネットにホーンが取りつけられていてマグネットアクチュエータ自身でニュートラルが保持できる構造になっています。トルク 3g 。コイルインピーダンス 100ohm 。コントロールロッドには超軽量なグラスパイプが使われています。
受信機は 40MHz で2組のマグネットアクチュエータドライバが一体になっていますが驚くほど小型軽量です。
飛行準備中の山尾さん。
全くマグネットアクチュエータである事を意識させない機敏な飛行でした。パワーもスロットル中以下で飛んでいました。
松田さんの新作複葉機。 130SZ モーターを搭載しています。
今回の機体も繊細な作りでとてもきれいにできています。
下翼のエルロンとラダーが連動しています。
左右の翼はお互いに引き合うよう輪ゴムで止める構造になっています。
よく飛んでいましたが、旋回時の挙動がラダー機と違うため始めのうちは極端なバンクに驚きました。
大野さんの "POU" のゆったりとした飛行に魅せられて井上さんが新作機を作ってきました。
主翼迎角をサーボでコントロールする独特な構造の飛行機です。
DC5-2.4(8.3:1) モーターユニット搭載。電池は 6x110mAh Ni-Cd と 3xCR2 の 2 種類の電池でためしていました。
重心位置の調整等多少の試行錯誤の結果、大変ゆったりと飛行するようになりました。
羽場さんの新作無尾翼機。スチロール翼でメカはすべて埋め込まれています。
自作ギヤユニット使用、 6g サーボはケースの上下を外して 4g と軽量化へのこだわりは徹底しています。受信機は GWS 。 7x50mAh 電池搭載で全備重量 55g 。翼面積 9dm2
ここまで軽量化が図れればマグネットアクチュエータ搭載機に迫る軽さですね。手投げも安定していました。
エレボン仕様と翼幅の割に大きなプロペラを使っていましたが飛行は実に安定していました。
Orbit と聞くとプロポ初期をご存知の方は懐かしいと思われるでしょう。その Orbit の Microlader 充電器です。緒方さんがお使いになっているものですが、schulze の充電器と比べて一回り小さく、価格も比較的安価です。インドアでよく使われる 50mAh Ni-Cd 電池の充電も Tadiran リチウム電池も充電できます。また携帯電話等に使用されているリチウムイオン電池の充電もサポートされています。国内でも調達できるのでこれから充電器を用意される方にはお勧めです。
緒方さんの "Piccolo" も軽快にホバリングしています。そろそろ対面ホバリングしたいといっていました。
今回の目玉 Ruijsink の Micromag システム。このマグネットアクチュエータは山尾さんが使用したものより一回り小さくて 1 個が 0.7g 。トルク 2g のものです。受信機、スピコン、マグネットアクチュエータ 2 個、銅線でできたホーンロッド、配線、半田で 1set 。

今回は新作機を中心に掲載させていただきました。インドアプレーンも小型軽量化が急速に進んでいます。山尾さんの "Micro Lite Flyer" はループも可能ということです。Ruijsink の Micromag システムは他に鈴木正臣さん、香田さん、それに依田さんも調達されたという事なので近く新作機が紹介されることでしょう。今後の飛行会が楽しみです。私の "micro- FunFan" もとてもよく飛びました。自作バルサペラと KP00 ユニットを組み合わせ、 1x430mAh Tadiran 電池で 1 回 7 分ほどの飛行を 3 フライトしました。短い距離で離陸もでき、若干サイドスラストをつけたことも効果があって左右の旋回もスムーズでした。今後更に軽快な飛行目指して研究したいと思います。


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2000/04/25 inserted by FC2 system