湘南スローフライヤークラブ第 11 回飛行会

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山尾さんの新作機 "Flutterby" 。Ruijsink の Micromag システムを搭載しています。図面から材料を切り出して製作したということです。とてもきれいに仕上げられています。翼幅 600mm 、翼弦 190mm 、全備重量 45g 、重心位置は前縁から 60mm (31.5% CG)。
オリジナルの主翼迎角 7 度を 4 度に減らし、尾翼面積を増やしてあります。翼の前縁、後縁にカーボンロッドを使用し、 2g/m2 のフィルムを染めて使っています。
モーターユニットは今回の飛行会に間に合わせるため、"Micro Lite Flyer" から降ろして搭載してきたそうです。かなりのダウンスラストがついています。途中少しダウンスラストを減らして飛ばしてみましたが、最初のほうがよかったようです。 1x430mAh Tadiran 電池を搭載しています。
2 種類あるマグネットアクチュエータの大きいほうを 2 つ搭載して V 尾翼を駆動しています。
尾翼の翼端に釣りに使うかみつぶしおもりを使ったマスバランスがついています。
とても安定した飛行をしていました。飛行速度もかなりゆっくりした感じです。翼面荷重は 4g/dm2 です。
プロペラはゴム動力飛行機用の 15cm と大きく、電源の 3V 駆動では回転も低く思ったほどパワーがでないということです。
フルパワーでの飛行より中スローでの飛行のほうが徐々にパワーが上がっていくという事から Tadiran 電池にかなり無理がかかっているようで、今後ギヤ比を変えるなど検討の余地があるということでした。私も操縦させていただきましたがスティックワークに素直に追随してくれるのには驚きました。
大野さんの "Neo Little Bee" 。かなり飛ばしこんできて現在は 2x780mAh Tadiran 電池で飛ばしています。パワーにも十分余裕があるようです。プロペラはバルサ削り出しのものを使っています。
すっかり安定した飛行をしています。
いつも大野さんの工作技術には感心しています。翼のラインがとてもきれいです。特に尾翼の形は素晴らしいですね。

今回は山尾さん、大野さんと私の 3 人だけの参加でした。体育館の空きがなく 2 時間の枠しか取れなかったので仕方がありません。私は "micro-FunFan" と完成したばかりのヘリコプター "Hummingbird" を持参しました。ミニ・ヘリコプターにとっては六会の体育館もかなり広く感じます。しばらくホバリングした後走らせてみました。なかなかいい感じです。少し慣れたところでピルエットも試してみました。AM 受信機のせいか時々ノイズを拾っているようです。 。飛ばしてみるとやはり飛行時間の短さが気になります。 2 分は飛んでいないでしょう。飛行時間を多少でも延ばすための軽量化が今後の課題です。"Micro-FunFan" は新たに 88mm のプロペラを作ってピッチも強くしたものを装着してみました。引きはよくなったもののそのパワーも長続きしません。やはり 1x430mAh Tadiran 電池には荷が重いのかもしれません。


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2000/05/22 inserted by FC2 system