「第6回FAC飛行会」新潟遠征フライト

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今回 FAC 主催による新潟遠征飛行会に私も参加させていただきました。 9 月 22 日の深夜常光さんの車に同乗させていただいて出発しました。現地集合ということですでに前日から飛ばしてテントでキャンプした方もいました。小型電動機には少々つらい風で時折小雨がぱらつく天候でしたが、風の止み間に各自飛行機を飛ばしながら電動機談義に花が咲き、和やかな情報交換の場となりました。翌日も一部のメンバーで飛行場に出向きましたが相変わらずの天候でした。午後から坂本さんのご好意で新潟大学の体育館をお借りすることができ、インドアプレーンの飛行を見ていただきました。新潟フライングクラブ(NFC)の皆さんはじめ坂本さんには大変お世話になりました。

参加された方々のホームページにそれぞれ詳しい関連記事が掲載されると思いますので、そちらも併せてご覧下さい。


画像をクリックするとフルサイズの画像でご覧になれます。
NFC 飛行場に集まった電動機の仲間たちです。右から新潟の坂本さん、新潟の田辺さん、山形の安食さん、神奈川の常光さん、栃木の阿蘇さん、群馬の川田さん、神奈川の緒方さん、神奈川の田中(私)です。
坂本さんの "プレイリーL" 。02H モーター搭載。 7 セル RC3000 で軽く 30 分以上飛ぶそうです。ゆっくりも速くも飛ぶ飛行機で垂直上昇もできてしまいます。
バルサから切り出して作ったという "マーチ 540" 。ブラシレスモーターから 1500 円の 540 モーターに載せ替え、限りなく垂直上昇ができるという素晴らしい性能を備えています。
プロペラ駆動軸にはカーボンシャフトを使い、プロペラ止めビスにはチタンネジを使うなど細部に渡り軽量化に気を使っていました。
全備重量 1100g ほど。離陸も上空での飛行もとてもパワフルでした。電源には 7 セル RC3000 バッテリーを使っていました。
こちらは "CAP21" (ACE の 049 クラス GP 機キット) 。翼幅 900mm 、400モーター、 Eprop 8.5x5 、 10x500AR 電池搭載、全備重量 530g 。この電池も RC3000 もパックを分解して余分な絶縁物を排除し、軽量なシュリンクチューブでパックしなおすなど軽量化へのこだわりを感じました。
翼面積がとても小さい飛行機です。発泡スチロールの主翼にオラライトを貼ってあります。垂直上昇ができ、とてもパワフルに飛んでいました。
田辺さんの "STINGER400" (F-5-D/400機) 。ロシア製で主翼はバルサシャーレ、カーボンコンポジット、胴体はケブラー、翼幅 705mm 、翼面積 4.85dm2 、 400/6V モーター + CAM prop 4.7x4.7 、7x600AE 電池搭載。驚くほど小さな飛行機です。
胴体内部もとても狭く、サーボの搭載も大変苦労されたそうです。驚いたことに電動飛行機を手がけてはじめての飛行機ということです。あとでわかったのですが「昔パイロンをやっていたので過激パイロン機で電動入門です」ということでした。納得!!
今回 3 回目の飛行ということです。とてもいい手投げでしたが、どうしたことか左に巻き込んで落ちてしまいました。
安食さんの自作エルロンハンドランチグライダー "DRAGONFLY III" 。
400g あるということですがとても豪快な手投げです。
とても素晴らしい飛びです。
コントロールも見事でした。
川田さんの自作 "ファンフライモゲ(仮名)" 。図面なしで作ってしまったというから驚きです。とてもきれいにできています。キャノピー部分もブルーのフィルムを貼って作られていました。軽量化にはもってこいのアイデアですね。
400 モーターギヤダウンで 10 セル電池搭載。胴体側面積の大きさからナイフエッジも問題なくできそうです。 。
背面飛行もご覧のとおり。素晴らしい飛行でした。詳細な機体のスペックは不明ですが近く川田さんの HP で紹介されると思います。
川田さんの自作ハンドランチグライダー "モゲ2000" 。翼幅 1300mm 、翼面積 20dm2 、全備重量 179g 、2xCR2 電池。
エルロン機のようにみえますが可変フラップで、そのための専用サーボを搭載しています。
阿蘇さんの自作複葉機 "PittZZ" 。下翼にエルロンがついています。上翼に衝撃が加わったとき、胴体に伝わる衝撃をできるだけ少なくするような工夫がされていました。
飛行準備中の阿蘇さん。翼は発泡スチロールのバルサプランク。ちょっと重いというだけで重量は秘密とか。
いよいよ手投げ。
風の中結構いい引きで上昇しています。とても格好いいですね。上空ではかなりやんちゃな飛びでした。現役引退決定済みということでしたがどうして?
阿蘇さんが今回の遠征用にと作ってきた自作ファンフライ機 "ARREIR2" 。翼幅 940mm 、翼面積 20dm2 、 QRP ギヤユニット 2.5:1 、7x600AE 電池搭載。少々風が強い中での初飛行でしたがよく飛んでいました。こちらも重量は秘密ということです。
阿蘇さんの "Wild Goose" バンジーランチグライダー。主翼に前進角がついています。ショックコードで飛ばしていましたがなかなかよく飛んでいました。
緒方さんの電動グライダー "Risk" 。とてもきれいな機体です。前回主翼を大破させてしまい、新しい主翼に交換してのフライトでした。
飛行している姿がとてもいい感じです。本人も元の飛びに戻って一安心したということです。
緒方さんの "WHISTLER" 。今回は Robbe ギヤダウン仕様に変更してきました。ダイレクトのときより引きは良くなったように感じましたが、重量増加に伴う飛行感は良くなくなったということです。
常光さんの "パストラル" 。 540 ダイレクトの飛行機。 6 セルで飛ぶそうです。常光さん独自の改造を施してあります。特にフラップを取り除いて飛ばしやすくなったということです。
やはり 540 クラスだけあって結構大きな飛行機という印象です。
とてもよく飛んでいました。巨大なタイヤが印象的でした。
常光さんの垂直上昇チャレンジ機 "EPスカイコアラ" 。 12 インチペラ装着 10 セルの過激仕様です。モーターとのマッチングが悪かったようで、その後 11x8 ペラを装着しなおして飛ばしました。やっと本来の飛行に戻ったようで、低空ラダーロールを見せてくれました。
ハンドキャッチ??飛行機に駆け寄る常光さん。
常光さんの "Chubby Lady" 。とても可愛らしい飛行にエンジン機屋さんからも受けていました。翌日体育館でも飛ばしました。
五頭温泉「中喜屋旅館」に宿泊したメンバーです。右から常光さん、緒方さん、坂本さん、阿蘇さん、そして私です。
坂本さんのホームページで紹介されている「ラジコンショップ巻」の親父さん。早口の新潟弁で熱っぽく話してくれました。人柄の良さがにじみ出ていましたね。

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2000/09/28 inserted by FC2 system