第 40 回 横須賀 Indoor-plane 飛行会

開催日 2002/04/14

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 三浦市潮風アリーナで行われました。今回の参加者は山尾さん、大野さん、白石さん、森崎さん、堀越さん、岸川さん、城田さん、本井さん、片山さんそれと私の 10 名の参加でした。新作機も多くみられ楽しい飛行会でした。
画像をクリックするとフルサイズの画像でご覧になれます。
いつも横須賀の飛行会でお世話になっている山尾さん(左)と白石さん。Thistle も快調に飛行しています。
Thistle も Li-Ion 電池を搭載して従来の 3V から 3.6V と電圧が高くなり、十分なパワーで飛ぶようになりました。現在入手可能な最軽量である 11g の Li-Ion 電池を搭載しています。マグネットアクチュエータ搭載機。主翼は 0.8mm のバルサ作られています。
山尾さんの Flutterby です。マグネットアクチュエータ搭載機ですが、非常に完成度が高い飛行機に仕上がっています。被服フィルムはクリアフィルムを染めたものです。
白石さん(左)と大野さんが仲良く楽しそうに操縦しています。大野さんは水上機も楽しんでいます。最近はセダクションFFも飛ばしているとか。現在本物のビンテージグライダーの復元作業の手伝いもしていて、飛行機三昧の日々を送っているようです。
大野さんと白石さんの飛行機が飛んでいます。会場が広いので多いときは 4 機ほどの飛行機が同時飛行することも珍しくありません。空中衝突もときに起こります。今回も城田さんの飛行機と片山さんの飛行機が空中衝突し、非力な片山さんの飛行機が墜落してしまいました。城田さんの飛行機は何事もなかったように飛行を続けましたが、実は私が操縦していました。ごめんなさい。
大野さんの飛行機です。マグネットアクチュエータを搭載しています。
自作のファルカタで作った 2 種類のプロペラを装着して飛行具合を確認していました。かなりゆっくり飛ぶ飛行機です。
今回山尾さんが調達した Eye Plate という名詞サイズのデジカメで撮った画像です。 34g でリチウムポリマー電池が内蔵されています。中の電池が魅力?です。超軽量な飛行機の動力に使えるのでは?
白石さんの Stubenfliege 赤のフィルムが明るい体育館にとても映えています。
城田さんです。ご覧のように複葉機 3 機(本人の後ろにもある)を壁際の大きな白い箱に分解した状態で収め、電車を乗り継いで会場まで持ち込みました。組立に相当時間がかかるようです。
城田さんの 赤とんぼ です。 GWS のギヤユニットを使い Li-Ion 電池 3 セルでドライブしています。操縦は私がさせていただきましたがとてもよく飛びました。
こちらも城田さんの複葉機。フィルムはスーパーのポリ袋を使い。塗装する前に下処理として洗濯のりを薄めて吹き付けると塗料がはがれにくいということです。
こちらも GWS のギヤユニットを搭載し、Li-Ion 電池 3 セルでドライブしています。この飛行機も初飛行で、私が操縦させていただきましたがとてもよく飛んでくれました。
以前、なかなか思うように飛ばなかった城田さんの飛行機ですが、今回塗装を施しきれいに仕上げてきました。こちらも GWS のギヤユニットを搭載し、Li-Ion 電池 3 セルで今回無事飛行することができました。
素晴らしい仕上がりですが大変な手間がかかっていますね。私にはとても作れません。
飛行中の城田さんの複葉機。Eye Plate で撮影した画像です。
広田さんの飛行機の操縦を無事終えてほっとした私。ひとが手をかけて作った飛行機を飛ばすのはとても気を使ってしまいますね。この画像も Eye Plate で撮影したものです。
3 機とも森崎さんの飛行機です。製作意欲の旺盛さにいつも感心してしまいます。大変精力的におおらかな飛ばし方をする方です。
被覆フィルムはエアースパンのようです。飛んでいるところがとても格好いいですね。
DC5-2.4 コアレスモーターを搭載した堀越さんの飛行機です。よく飛んでいましたが、その後モーターが具合悪くなってしまったようです。
岸川さんのゴム動力機 2 機と自作ラジコン機 1 機です(主翼のみ見えます)。
自作ラジコン機はラダーサーボのみ搭載していて、胴体は薄い桧板材を 4 枚合わせて四角い胴体にしたそうです。 50mAh Ni-Cd 電池 5 セルで飛ばしていました。 100g を超える重量と聞きましたがとてもよく飛んでいました。水平尾翼が固定なのでスロットルコントロールによる高度維持が必要で、操縦は結構難しくなりますが、サーボが 1 個で済むので軽量化できるメリットがあります。
片山さんの新作機 Demoiselle です。 MICRO FRIGHT の記事からダウンロードした図面をさらに縮小して作ったそうです。かっこいいですね。重量は 150g ほどあるそうでちょっと重くなってしまったようです。
DC1717 モーターユニットに BRAUN のカーボンペラを組み合わせて Li-Ion 電池 2 セルでドライブしてます。翼面積約 10dm2 ということでインドアプレーンとしては翼面荷重がかなり重くなります。
発泡スチロールで作ったというパイロットもなかなかのもの。本来はスポーク車輪をつけるつもりが今回の飛行会に間に合わなかったということで別の車輪を急遽つけてきたようです。
本人が心配していたとおり、重い完成重量から残念ながら離陸には至りませんでした。よく見ると、パイロットが操縦桿を握っていないのが原因だとは本人の弁。翼面積を増やすなど翼面荷重の軽減が今後の課題です。
片山さんの第 2 作目 80%TINY です。軽量化を心がけて作ったつもりが前回と同じ約 100g の重量になってしまったと嘆いていました。 Keyence のギヤユニットに WES の 8x4 カーボンペラを装着し、Li-Ion 電池 2 セルでドライブしています。被覆フィルムは前回と同じミラクルフィルムを貼ったそうですが、インドアプレーンにはちょっと重いかな。かなり軽快に飛行しましたが結構スピードがありました。
本井さんの飛行機です。 "IFOにもFunFanにもなれない号" (左)とお気に入りの愛機です。
私が飛ばしているところを本井さんに撮ってもらいましたが、素晴らしく飛ばしやすい飛行機です。本人はエルロン機の練習用に作ったといっていましたが。十分練習できる飛行機だと思います。前回重心位置がやや後ろだったのを少し重い DC6-8.5 コアレスモーターに載せ替えて重心をあわせたそうです。カーボンロッドとスチレンペーパーでとてもよくまとめられていました。
あまりもよく飛んだので本人は大喜び。記念撮影と相成りました。嬉しそう〜。片山さんも気に入ったようで早速各部の寸法をメモしていました。
私の飛行機です。TINY は広い体育館で思う存分飛ばしてみました。翼が厚いのでフルスロットルでもそれほどスピードがでません。ループは上昇と下降時でのスピードがそれほど変わらない感じがしました。ロールがとてもしやすくなりました。ローリングサークルの真似事をしてみましたがまだ要練習です。もうちょっとパワーがほしい気がします。"FunFan2"は快調そのものでしたが、調子に乗って飛ばしているうちに 3 階付近の点検通路に引っ掛けてしまい、体育館関係者の方にはしごをかけて取ってもらいました。プロペラが折れてしまいましたが幸い飛行機は無事回収できました。

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