開催:2003/03/09 13:00-17:00 藤沢市六会市民センター体育館
みなそれぞれに飛ばしなれた飛行機を持ち込んで楽しんでいましたが、石川さんは新作の 1.0g インドア・ミニプレーンと他に 2 機のインドア FF 機を持ち込みました。今回は石川さんのインドアフリーフライト機の特集としました。
今回も飛ばす楽しみだけでなく、情報交換の場としていろいろな話題が飛び交いました。私は届いたばかりの野中繁吉著「必ずよく飛ぶ室内模型飛行機中級」を持ち込みました。石川さんを交えて FF 機の作り方についての話題が沢山でました。永野さんはアクチェータコイルを巻く装置を作ってコイル巻きに成功したということで、完成したコイルを見せてくれました。
他にもいろいろな話題で盛り上がり楽しい飛行会でした。本井さんのホームページにも飛行会の模様が掲載されていますので併せてご覧ください。
湘南模型飛行機研究所を運営されている石川さんは、普段アウトドアでフリーフライトを楽しんでいますが、私が石川さん設計の "A-1" を RC 化したことからお付き合いいただくようになり、何度か飛行会でインドア FF 機の飛行を見せていただきました。 今回は新たに作った 1.0g というインドア・ミニプレーンと昔作ったという 2 機のインドア FF を持ってこられ、その飛行を披露していただきました。 3.5g 強のペニープレーンは素晴らしい飛行でした。ゴムを 1000 ほど巻いたときの飛行は天井にぶつかることもなくとてもよく飛んでいました。 1500 回ほど巻いた飛行では何度も天井の金網に接触していましたが、ゆったりと漂うような飛行には不思議な世界を感じました。調整次第では天井に接触することなく長時間飛行することができるということでした。 途中私の "A-1" と一緒に飛行してみましたが、 A-1 の飛行速度のほうが速く、その飛行速度の遅さに改めて驚きました。 1.0g のインドア・ミニプレーンは翼幅が 200mm のとても小さな飛行機で 0.25g ほどのゴムを使用します。翼面積が 1.25dm2 なので翼面荷重は 1g/dm2 になります。小さいだけに調整には手間がかかるようです。何度か調整を繰り返してとてもよく飛とぶようになりました。 みればみるほどゆったりと飛行する姿には魅力を感じます。石川さんには再度ゴム動力インドア FF 機に赤外線コントロール装置を搭載したいとお願いしました。本格的にインドアプレーンを楽しむ人からは邪道に見えるかもしれませんが、フリーフライトと赤外線によるコントロールとが融合した中間的なジャンルがあっても面白いのではないかと考えています。近い将来ゆったりと飛ぶゴム動力インドアプレーンの進路をそっと変えてあげることができるようになるかもしれません。 |