第 42 回湘南スローフライヤークラブ飛行会

開催:2003/05/25 9:00-13:00 藤沢市六会市民センター体育館

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 大勢の参加者と見学者で活気のある飛行会でした。朝 FJZ でテストフライトしてきたという新作機を携えて TORII さんが参加しました。石川さんのアウトドア F/F 仲間である三留さんもインドア F/F 機を携えての初参加です。小黒さんも久しぶりの参加です。水野さん兄弟も見学に来られ、参加者と交えての情報交換も活発に行われました。

 私は A-1 2 号機と Push-E を持ち込みましたが、車輪をつけた "Push-E" は地上からの離陸はもちろんのことタッチアンドゴーをしたりして十分にその飛行を楽しみました。本井さんのホームページにも飛行会の模様が掲載されていますので併せてご覧ください。


画像をクリックすると拡大画像でご覧いただけます。
前回テストした石川さんのインドア F/F 機は、今回スチレンペーパーの主翼を肉抜きして軽量化してきました。また、石川さんとの共同プロジェクトで進めているインドア F/F の R/C 化もプロペラと胴体ができたということで見せて頂きました。胴体は巻き胴で、軽量化するために作り直した 2 本目のものだと言うことでした。どのように進化していくのか今後が楽しみです。
軽量化の効果もあり、以前より高く上昇するようになりました。
石川さんの話ではスチレンペーパーのプロペラにも問題があるようで、まだ期待した飛行をしてくれないようです。軽量なバルサのプロペラに替えた方が良さそうだとの話でした。
こちらの小さな飛行機は前回スチレン製のプロペラを装着してありましたが、今回はバルサのプロペラに変更されていました。
プロペラが軽くなったため、最初はお尻をかなり下げて飛んでいましたが、ウェイトを積んでとてもよく飛ぶようになってきました。それでもまだゴムが太すぎるので思うように飛んでくれないといっていました。
石川さんのアウトドア F/F 仲間の三留さんが新たに作ったインドア F/F 機です。
三留さんは今回が初めての参加で、石川さんと同じ平塚市にお住いとのことです。
何度か調整を繰り返した結果、かなりよく飛ぶようになりました。
TORII さんの新作インドア機 ベビースカイパンダV です。 86g とインドア機にしては問題ない軽さなのですが、翼面荷重が 12g を超えているということなのでかなり飛行速度が速そうです。
限られた空間で飛ばすため、 TORII さんも緊張した面持ちです。
案の定かなりのスピードで飛行していました。何周か飛ばしているうちに狭い空間での飛行にも慣れてきたようでしたが、壁に接触してテールがはずれてしまいました。インドア機とした観点で見るとまだまだ頑丈すぎる感じです。十分に軽量化の余地があると思えます。
永野さんは今回飛行機を 2 機もってきました。
こちらは自作マグネットアクチュエータ搭載機です。なかなか曲がってくれないようで飛行には苦労していました。
こちらの大きな飛行機は主翼の上反角を増やして、何とか旋回飛行ができるようになりました。
鈴木さんは今回 3 機の飛行機を持ち込みました。今後軽量な飛行機への取り組みとしてマグネットアクチュエータを飛行機に搭載していくことを決めた鈴木さん。カナード機をそのテスト機に選びましたが、エレベーターもラダーも全くコントロールできないと言うことでした。
こちはサーボバージョンで問題なく飛んでいました。
こちらは MicroMag 搭載機ですがよく飛んでいました。
小黒さんの自作マグネットアクチュエータを搭載機です。なんと 120g もある飛行機がマグネットアクチュエータで狭い体育館の中を自在にコントロールできています。
120g の飛行機がマグネットアクチュエータで飛んだことに驚いた人たちが、着陸した飛行機に駈け寄りました。こうしてみるとマグネットアクチュエータで飛ばせる飛行機の幅も広いことがわかります。
マグネットアクチュエータでこれだけ大きな飛行機がコントロールできるのですからすばらしいですね。スピコンも、マグネットアクチュエータドライバも自作したものを搭載しています。私の PIC の師匠でもありますが、すでに小黒さんは AVR に浮気をしています。
本井さんは 22g の赤外線コントロールによるマグネットアクチュエータ搭載機を持ち込みました。グライドテストでもその滑空はすばらしかったのですが、飛ばしたところ曲がってくれなかったと少々落ち込んでいました。石川さんからいろいろ飛行機を作る上でのアドバイスを受けていたので、今度はきっとうまく飛んでくれるでしょう。
そこで急遽お気に入りの飛行機に変更です。
すっかり自分のものにしたようで飛行機を自在に操っていました。

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