第 48 回湘南スローフライヤークラブ飛行会

2003/11/30 藤沢市六会市民センター体育館

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 朝から激しい雨でしたが体育館は快適そのもの。大勢の参加者と見学者でにぎやかな飛行会でした。今回の目玉は FJZ 仲間の西山さん。インドアでトルクロールを披露してくれました。石川さんはゴム動力インドア R/C 機で参加しました。鈴木さんは新弟子を率いての参加です。永野さんは赤外線システム搭載機を持ってきました。本井さんは前回快調に飛んだブルーフォーム機を持ち込みました。私はエレベーターにもリニアアクチュエータを搭載した A-1 のテストを行いました。山尾さん、小黒さんも参加しましたが今回は飛行機を持ってきませんでした。

 今回の飛行会を見学するために遠路茨城の取手から出かけてきた大西さん。途中車の渋滞で飛行会が終わったあとに到着しました。是非インドア R/C を始めたいということでした。また飛行会前日 FJZ 仲間の水野さんから赤外線モジュールの完成画像とともにメールが届きました。いよいよインドアプレーンの仲間入りです。このところインドアプレーンの新規参入者が少なかったのですが新たな仲間が増えそうです。飛行会場はいつも情報交換の場と化します。今回も盛んに最先端情報が飛び交いました。インドアプレーンをこれから始めたいと考えている方、是非飛行会を見学にきてください。


画像をクリックするとフルサイズの画像でご覧になれます。
西山さんは体育館で飛ばすのは初めて。全備重量 300g のスチレンペーパーでできた飛行機で最近流行のブラシレスモーターではなく、マブチのブラシモーターが搭載されています。機体の大きさの割に巨大なプロペラが印象的です。 E-Tech 1200mAh Li-Poly 2 cells で飛行機の重量をはるかに上回る推力があり、持ち前の操縦技術で狭い体育館の中でしたが余裕のトルクロールを披露してくれました。
石川さんのゴム動力インドア R/C 機。初めのうちは R/C コントロールで飛んでいましたが、電池の容量不足から思うようにコントロールできなくなってしまいました。超軽量な高容量電池の出現が望まれます。

石川さんは最近 PIC を手がけ始めました。早速ゴムを巻くためのカウンターを作ったということでみせてくれました。これから赤外線を使った送受信機を作り、インドアR/C機を作るそうです。
鈴木さんは新弟子を率いての参加です。全く飛行機を飛ばしたことがない初心者に丁寧な指導をしていました。インドア仲間がまた増えそうです。

ファウンドはほぼ完成の域に達したのでしょうか。とても安定した素晴らしい飛行をしていました。マグネットアクチュエータ搭載機です。

 
永野さんは赤外線システムを搭載しています。前回まで誤動作に悩まされていましたが、その原因がモーターノイズによることが判明し、今回はモーターから発生するノイズの少ないDC5-2.4コアレスモーターに載せ替えてきました。 DC/DC コンバータを搭載しない赤外線受信機では電源が PIC とモーターで共用のため、モーターノイズの影響を受けない対策が必要です。モーターを替えての飛行はほぼ満足する状況だったようです。比較的大きな飛行機ですが、マグネットアクチュエータ搭載機です。
 
本井さんはこのところブルーフォームを使った 20g 台の赤外線受信機搭載マグネットアクチュエータ機がとてもよく飛んでいるのでご機嫌です。今回はラダー面積を 20% ほど大きくしてきました。狭い体育館でも 8 の字飛行ができます。私も飛ばさせてもらいました。キーエンスのジャイロソーサー用発泡ペラ、胴体はストロー、 100 円モーター搭載ととてもローコストな飛行機です。

私は、A-1 に搭載した二つのリニアアクチュエータをテストしました。途中突然何も動作しなくなってしまいましたが、その原因は送信機の赤外線モジュールを差し込む DIN コネクタの接触不良だったことが判りました。エレベーターにもリニアアクチュエータを搭載したので、小回り旋回ができるようになりました。


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