Futaba FF8 送信機の電池を schulze で充電するには

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FF8 送信機のバッテリを schulze の充電器で充電できるように改造
 FF8 の送受信機セットを購入したときについてくる充電器で充電する場合は全く改造の必要がありません。
schulze の充電器を使っている方は送信機の電池も schulze で充電したいと思いますよね。
 私もそう思って充電プラグとロッキーコネクタメスを加工したものを用意し、schulze の充電器からの充電を試みましたが全く充電できませんでした。
 送信機内部に逆接続保護用のダイオードが組み込まれていて受け付けないことがわかりました。結論はこのダイオードをジャンパ線でショートすればいいわけです。この改造を行っても FF8 付属の充電器で充電する場合にも全く問題はありません。 schulze と付属の充電器のどちらを使っても充電できるようになります(Futaba の場合充電プラグの中心電極がプラスになります)。
改造を行った後は間違ってもそれ以外の充電器を使わないようにします。手元に JR の充電器があったのでプラグを調べてみました。 Futaba の充電プラグと +- が逆になっています。 FF8 のジャックには中心電極の太さの違いから差し込むことができませんでしたが、似た形状の AC アダプタもたくさんあるのでくれぐれも注意しましょう。

 この改造については新潟の坂本さんのホームページにも掲載されています。
もちろん坂本さんの方法で改造してもいいのですが、もう少し安全で簡単な方法をご紹介します。
何が安全かというと、万一送信機のスイッチが入っている状態で充電プラグを差し込んでも送信機を壊す恐れが全く無いことです。この状態でプラグを差し込んでも充電されないだけです。そのまま送信機のスイッチを切れば正常に充電を開始します。

 では具体的にどうするかというと、まず送信機の電池をホルダごと取り外します。次に高周波モジュールを上下のつまみをつまんで取り外します。次に裏ブタを止めているネジ 4 本を取り外します。これで裏ブタが外せます。上の画像からわかるように高周波モジュールのあったところにモジュールとほぼ同じ大きさの基板があります。この基板はネジ止めされていないので簡単に外れます。基板の送信機スイッチ端子があるすぐそばにダイオードがあります(画像の○印部分)。このダイオードの両端をジャンパ線ではんだ付けすれば完了です(画像右)。

 こんな簡単なことですが改造は改造です。あくまでも個人の責任において行う必要があります。


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1998/03/15 inserted by FC2 system