schulze slim-18be をパワーアップ

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schulze のスピードコントローラ slim-18be をパワーアップ
 新しくなった schulze のスピードコントローラは驚くほど小型軽量化されました。価格が安くなったのもうれしいですね。

 マイコン搭載ということですが、新しい製品だけにマイコンにまつわる不良もあるようです。私も slim-18be と slim-24be の両方を一緒に購入しましたが、 24be に不具合がありました。

 18be はモーターの端子にダイレクトに半田付けするようになっていて部品は裸のままです。 FET 側にはシールが貼ってあるだけです。そっとシールをはがしてみました。どう見てもどちらも全く同じ部品、同じ基板のようです。見た目の違いは放熱板(厚さ 1.6mm ぐらい)がついているかいないかの違いぐらいです。

 そこで、 18be に放熱板をつけることにしました。たまたま手元に 0.8mm のアルミ片があったので 14x25mm の大きさに加工し、各 FET の上に少量のシリコンボンドをのせて、作ったアルミ板を接着しました。出来上がったのが右の画像です。

 わずかに重さは増えましたがその後のテストで効果は絶大なことがわかりました。
 モータを回しているときはどちらのスピードコントローラもそれほど熱が出ないのですが、ウルトラマイクロサーボが意外と電気の大食いで、 2 個同時に無負荷で動かして 0.6-0.7A もの電流が流れます。送信機のスティックで 20 回ほど同時にサーボを動かすとスピードコントローラはかなり温かくなります。放熱効果絶大なのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。


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1998/03/15 inserted by FC2 system