Futaba の R113F 受信機を 4 チャンネルに改造

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R113F 受信機(3 チャンネル)を 4 チャンネルに改造
 改造についてはあくまでも自己の責任において行います。はんだ付けの経験のある人なら比較的簡単に 4 チャンネルに改造することができます。

 電動飛行機では、受信機用の電源を動力用の電池から供給するのが一般的です。したがって、受信機の電源端子(B/C)は普段使用しません。そこで、この端子を 4チャンネル目として使えるように改造してみました。

 改造した後で、今までの 3 チャンネルで使用し、 4 チャンネル目の端子に受信機用の電池を接続しても全く問題ありません。ただし、 DSC 機能は使えなくなります。

 改造にあたって、長さ 50mm ほどの適当な被服銅線と、その線を通すために基板に穴を開けるドリルが必要になります。

 受信機のケースを取り外してみると、デコーダ基板がメイン基板と別になっていて、 7 本のピンでメイン基板と連結されています。デコーダ基板にデコーダ IC(4015BF)が載っていますが、この 10 番ピンが 4 チャンネル目のラダー出力になります。

 どのような改造をするのかというと、 4 チャンネル目のサーボをつなぐ端子の、信号ピンにつながっている DSC 回路を切り離し、デコーダの 10 番ピンからジャンパー線で 4 チャンネル目のサーボをつなぐ信号ピンにはんだ付けしてあげます。

メイン基板を裏表から透かしてみて、パターンのないところにジャンパ線を通す穴を開けます。
4 チャンネル目の信号ピンの DSC 回路につながっているパターンをカッタナイフ等を使って白線部分で切り離します。
デコーダー IC の 10 番ピンにジャンパ線をはんだ付けし、先ほど開けた穴に通します。
(左右各 8 ピンある IC の左上から 2 番目のピンにはんだ付け)
穴を通したジャンパ線を 4 チャンネル目の信号ピンの根元にはんだ付けします。

 以上で 4 チャンネル受信機への改造作業完了です。


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1998/05/19 inserted by FC2 system