Graupner FG ギヤードモータをフロントマウント方式に改造

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Graupner の FG ギヤードモータユニットを胴体前面から取り付けられるように改造
 このモータはなかなかよくできているのですが取り付け方法が模型エンジンのエンジンマウントと同じ方法で取り付けるため、どうしても横幅がある程度必要になってしまい、機首を絞った機体を作る場合にはとても不都合な構造です。

 そこで、取付樹脂の部分を切り落として横幅を狭くし、ギヤユニット部分の裏側から 3mm ネジ 2 本を取り付けてフロントから 3mm ナット 2 個で胴体に取り付けることができるように改造してみました。 3mm ネジの首下は 18mm 必要です。これ以上長いとプロペラを取り付けたときに当たってしまいます。

 ギヤダウンユニットはモータの取付面とのあいだに隙間があります。この隙間は 3mm ネジの頭よりわずかに少ないので 3mm ネジの頭をヤスリで少し削ります。取付位置の樹脂部分は 2.4mm のドリルで下穴を空け 3mm のタップでネジを切ります。後は 3x18mm のネジを裏側からねじ込めば出来上がりです。加工のためモーターを外すには、ユニットの下側の 2.6mm のネジ 2 本を外せばピニオンギヤと共にモータが外せます。

 ユニットの重量は切り落とした樹脂部分と、 3mm ネジ 2 本+ナット 2 個でほぼ同じになりました。横幅は約 32mm ととてもスリムになりました。簡単に改造できるので機首を絞った機体に搭載したいと考えている方にはおすすめです。


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1999/04/15 inserted by FC2 system