"540FunFly" にブラシレスモーター

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待望のレーナー BASIC 4200 ブラシレスモーターが届きました


 現在まで 02H モーターを搭載してトータル 42 フライトしましたが、途中ピニオンギヤを 22 枚から 21 枚に変更し、かなりパワフルな飛行をするようになりました。垂直上昇にも伸びを感じます。左翼を下にしてのナイフエッジはミキシングで調整し大分飛ばしやすくなりました。右翼を下にしてのナイフエッジはまだダウン側にとられるので要調整です。今のところ主にローリングサークルを練習していますが腕の問題でなかなか思うように飛んでくれません。

 9 月に注文したブラシレスモーターがなかなか届かないので、現在搭載しているスピコン Speed 50 を効率のよい Keyence の A-01 に取り替えてみようかと思い中身を取り出してみました。なんと言っても ON 抵抗 0.0008 Ωは魅力です。重量も 18g 、Ni-Cd Max までの電流が流せるからすごい。どうやって載せようか考えていたところにようやく注文してあったブラシレスモーターとスピコンが届きました。一緒にプロペラも何種類か調達しました。

 レーナーの BASIC 4200 ブラシレスモーターと 02H はほぼ同じサイズで、取り付けネジ寸法も 540 モーターと同じでした。 144g と少々重いのですが 02H の 166g と比べると少し軽いのです。 40A(max 55A) 、P max 700W はすごいなと感じます。何よりも慣らしの必要がないのはいいです。ブラシノイズがないのも受信機にとってはとてもいいはずです。

 一緒に schulze Futuer 45be スピコンを調達しました。バージョンが 15a になっていました。各メーカーのモーターに合わせるためのモード設定が追加されているようです。こちらはゴールドプラグのオス 3 個を含み 46g でした。

 早速ギヤユニットから 02H を外して BASIC 4200 を取り付けてみました。取り付けネジの深さが 2.5mm までとなっていたのでチタンビスをグラインダーで削り落としてねじ込み深さが 2.5mm になるようにしました。取り付けピッチはぴったりでした。この状態で 178g あります。

 Future 45be はかなり長さがあり搭載で悩みました。大電流ラインはできるだけ短くしたほうがいいので、スピコンとモーターを 40mm の長さで接続できるようにしました。ゴールドプラグオスを両端につけた 40mm のシリコンケーブル 3 本で 10g もあります。バッテリー側のケーブルは付属の 120mm のままディーンズコネクタを取り付けました。機体に積み込んで 7 セル 2000mAh バッテリー搭載時の重量が 965g と 02H モーター搭載時より 10g 重くなりました。

 早速 7 セル 2000mAh 電池で 72:21 ギヤ比に aeronauto 10x7 折りペラをセットして回してみました。モーターモードは出荷時(モード1)のままです。回転数は測っていませんが初期電流は 44A (初期モーター入力推定 300W) でした。02H 搭載時は初期電流 34A (初期モーター入力推定 240W) だったので、ブラシモーターからブラシレスに替えただけでモーター入力で 25%(60W) 増えました。ブラシレスモーターの効率のよさを考慮すると出力ではもっと大きな差がありそうです。ニッカド単セルの電圧を 1.2V とし、電池とスピコンの内部抵抗を考慮しての試算です。 7 セルではこのあたりの電流が限界のように思えます。あとはギヤ比を変更するなどしてもう少し大きなプロペラを使えるようにすれば静止推力の増大が見込めます。

 とりあえずこのセッティングで飛ばして様子をみたいと思います。


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