FunFly 4 "FunBee" の製作

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雑誌 EFI に載っていた "Microbe" の可愛らしい写真をみて早速作ってみたくなりました


岸田さんが EFI の 8 月号を舟地蔵にもってきて見せてくれました。そのなかにとても可愛らしい "Microbe" という機体のキットレビュー記事が載っていました。いずれ日本でも輸入販売されるかもしれませんが、すぐにでも作ってみたくなり、記事のコピーをいただきました。この記事をみるまでは、次の予定として無尾翼サーマルグライダーを作るつもりで、ほぼ図面も出来上っていました。急遽変更です。

いままで、どちらかというと直線的なデザインの飛行機ばかり作ってきました。 "Microbe" の曲線部が強調されたデザインはとても印象的です。作るのは少々面倒かもしれませんが、とても魅力的なので作ってみるとにしました。
図面は載っていないので、諸元と写真から割り出して図面を描いてみました。外見は似せたつもりですが、細部については独自の判断で描いてみました。機体名も "FunBee" と名づけてみました。
FunFly 2 号機で採用した航研式 12% 翼型(Wing code 250mm)を使用することにしました。 オリジナル機は独特の楕円翼で、ベルクランクを使用した翼端エルロンになっています。 ベルクランク方式はあまり好まないので、エルロンホーンを使うことにしました。 主翼骨組み構造が独特です。翼の一部をカットしてエルロンにする必要があるので少々加工が面倒に 感じます。また、楕円翼なので翼端部の加工も少し面倒です。

オリジナルの記事掲載機諸元は翼幅 700mm 、主翼面積 15.5dm2 、全備重量 425g 、翼面荷重約 27g/dm2 で speed 400(7.2V) ダイレクト。ギヤダウンでも組み込めるようになっているようです。私も 380PH(7.2V) ダイレクトで 7 セル電池を使用することにしました。

FunFly 2 号機と同じ翼型にしたので、余分に切り出しておいたリブの余りを探し出してきて部分修正し、周囲に瞬間接着剤をしみ込ませてサンドペーパーで滑らかに仕上げました。このリブ型をもとにカッターナイフで 8 枚のリブを切り出しました。究極の手抜きです。
翼端部に使う一回り小さなリブは、切り出したリブの下面をカットして翼弦を合わました。
細部まで決めないうちに製作に取り掛かったので、あとは作りながら考えることにします。 主翼も胴体も比較的複雑な形状なので重量は成り行きにまかせるしかないかもしれません。 でもオリジナル機の重量程度で仕上げたいと思います。

搭載機材を試算してみると、モーター約 74g 、折りペラ約 10g 、スピコン約 30g 、受信機約 20g 、電池約 140g 、サーボ 2 個約 20g 。これらの合計が約 294g 。全備重量目標 425g-294g=131g 。 45mm のタイヤ 2 個とピアノ線で約 16g 。残り 115g で機体を完成させることになります。パイロットも乗せたいし。 う〜ん!むずかしいかな? スピコンは手持ちの schulze f21-15be を使い、サーボは前回購入したものの、 2 個の動作速度の違いからエレボンに使用することを断念した OK Model のものをエルロンとエレベーターに使う予定。モーターはすでに 380PH を調達済み。ペラはエレクトラ 400 キットに付いてきた robbe の 6x3.5 があるのでそれを使う予定。受信機だけは新たに調達する必要がありそうです。

主翼中央部のプランクを残してほぼ出来上りました。エルロンは後で切り離します。 この状態で約 36g あります。中央部プランクとエルロンホーンそれにフィルムで主翼の完成重量は 60g ぐらいになりそうです。残り 55g で胴体と尾翼が仕上がるだろうか?多少不安です。

主翼後縁と水平尾翼前縁との距離が 50mm ほどしか離れていません。それにとても大きなエルロン。 一体どんな飛びをするんでしょうか。

オリジナルにはパイロットが乗っています。今のところ "FunBee" にはパイロットがいません。 完成までにさがせるといいんですが...。どなたか体重の軽いパイロットの調達先を知りませんか。

オリジナルの "Microbe" に興味のある方はこちら をご覧ください。設計者自身が自転車の荷台に可愛らしい "Microbe" をのせて出かける時の画像をみたら、きっと作りたくなるかも...。 EFI 掲載記事をスキャナで取り込んだ画像もありました。


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