FunFly 4 "FunBee" の製作 2

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主翼とモーターマウント部の加工


エルロン部分を切り離しました。エルロン切り離し部分の主翼側とエルロン側には上下面ともフィルムの張力でリブが歪まないように 6mm 幅のバルサを翼面に添うように貼りました。エルロンの下面側側を V 型にカットし、ヒンジを上面側にセットするようにしました。

エルロンホーンにはテトラの S 型を使いましたが、エルロンホーンを使う関係で主翼との連結位置は 翼面最上部に置くことができず、主翼上面より少し下がったところに配置することになります。 そのために、ヒンジにクリアテープを使うことができず、クリアヒンジを使うことにしました。

エルロン部分を切り離してからエルロンホーンを組み込みました。エルロンの 2 個所にクリアヒンジを使い、生地の状態でエルロンを組んでしまいました。フィルムを貼るとき多少面倒かもしれません。
この時点で胴体はまだ切り出していません。中翼なので、完成時胴体に主翼を組み込んでしまうため、 主翼の取り外しはできなくなります。

車輪は 45mm スポンジタイヤ 2 個を使います。軸穴は 3mm ですが、少しでも軽くするために 2mm の ピアノ線を使い、車軸部分にはエンジン機の燃料タンクに使用するアルミパイプを差し込みます。

モーター取付け付近にメンテナンスハッチを設けるかどうかさんざん悩んだ結果、これといったいい案 も浮かばないため、ハッチはなしにしました。バッテリーハッチからは遠いのでモーターの積み下ろしは多少大変かも知れませんが、全くないよりはましということで妥協しました。

モーター冷却のこともどうするか問題ですが、今回使用する robbe 6x3.5 の折りペラをよく観察してみるとスピンナーに2つの小さな穴があいていて、バックプレートにも穴があいています。なんのための穴なのかいままで全く気にしていなかったんですが、この穴は speed 400 モーターのフロントにあいている穴と一致することを発見しました。もしかしたら飛行中にスピンナーの穴から空気を取り入れモーターに送り込むためではと勝手に解釈したわけです。それならとモーターマウント部をリューターで加工してみました。空気の出口も確保しました。もし冷却効果が思わしくなかった場合はどこかに穴をあけます。

今回の機体、かなり曲線部が多いので加工は多少面倒です。モーターからキャノピー取付部に至る胴体 上部は 1.6mm バルサを水に浸けてオラライトフィルムが巻いてあったボール紙の芯に巻き付け、 外側から厚紙で包んで輪ゴムで止めて 1 日置いておきました。アーチ状になったバルサでモーター取付け部分を画像のように加工しました。


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