Peanut size indoor-plane "mini-FunFan"

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"PIPER CUB" RC 化が成功したので、更に小さなピーナッツサイズの飛行機を作ってみることにしました。
最近話題になっている 1oz-plane はマグネットアクチェーターを使うなど特殊な機材を使って軽量化を図っています。 Indoor で元気に飛行し、 12g の Lithium 電池 1 個で 40 分ぐらいは連続飛行できるほど素晴らしい性能です。反面飛行機の製作には神経を使い、軽量に仕上げる事はもちろんのこと、限られたパワーで最大限に効率を発揮できるようなバランスのよい飛行機の設計が必要のようです。搭載機材は受信機、コントローラー、マグネットアクチェーター等で約 3g 、モーターとプロペラで約 6g と驚異的な軽量機材が使われています。この記事を書いている間にフランスでは 12g を切る Indoor-plane の飛行に成功したということですから驚きです。50mAh Ni-Cd 電池 1 個で 3 分飛んだということです。
いきなりこのような飛行機への取り組みは難しいので、今回は 1oz-plane を製作するためのステップとして、 WES のサーボを使って 2oz(57g) 程度の飛行機を作ってみることにしました。

軽量な飛行機の構造を考えた場合、今までの製作経験から自立安定性こそありませんが "FunFan" がなんと言っても構造が簡単なので軽量化するには向いてると思い、この "FunFan" を小さくした "mini-FunFan" を作ってみることにしました。
問題はどこまで小さくできるかです。ロール、背面飛行程度はできるようにしたいと思います。モーターは今までに実績のある DC5-2.4 を使います。

搭載する機材は GWS 改造受信機 4.5g 、スピコン 2g 、モーターユニット+プロペラ 14g 、WES LS-3.0 サーボ 2 個 7g 、5x50mAh 電池 18.5g の合計 46g 。 2oz(57g) で仕上げるには機体を 11g で作ることになります。

"PIPER CUB" の翼面荷重 19g/dm2 より軽くしないと体育館で飛ばすのは難しくなります。翼面荷重を 15g/dm2 程度に抑えれば少し広めの体育館でなんとか飛ばせそうです。そこで翼面積を 4dm2 にしました。翼幅 30cm の半円形主翼とし、主翼面積 3.5dm2 、動翼面積を 0.6dm2 にしました。ピーナッツサイズです。

パワーユニットはすでに 5 セル用に作ったテスト済みの DC5-2.4 5:1(30:6) ギヤユニットを使います。


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