Indoor Fun-Fly TINY

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久々にキットの製作です
 TINY は Tood's Model の Todd さんが開発した Indoor Fun-Fly で、対称翼のエルロン機です。以前から大変興味のあった私好みの飛行機です。風が穏やかなら外でも飛ばせそうです。

 この TINY は私が飛ばしているお気に入りの FunFly2 に主翼構造がとてもよく似ています。いつか FunFly2 に似た Indoor-plane を作ってみたいと考えていましたが、今回思いがけず入手することができました。インドアでローリングサークルが夢です。とはいうものの腕のほうが大いに問題なので、このところ FunFly2 でローリングサークルの猛特訓中です。

 図面に翼幅 610mm(24") 、翼面積 14.2dm2(220"sqr.) 、仕上がり全備重量が 114g(4oz)-142g(5oz) となっています。翼面荷重が 8g-10g ほどになりますが、軽量仕上げるほどパフォーマンスがよくなります。

 11.8:1 のギヤ比をもつモータユニット DC1717 (20.6g) と、 BRAUN のカーボンプロペラ (3g) の組み合わせが標準仕様になっていて、 6g サーボ (HS-50) を 2 個使います。電源は 8x50mAh Ni-Cd 電池。水平垂直を備えた尾翼と V 尾翼のどちらかを選択できるように両方に対応した材料が入っています。ノーマル尾翼を選択すると、エルロンとラダーが連動し、 V 尾翼を選択した場合はエルロンと尾翼左右の動翼が連動します。

 上記のパワーユニットはまだ使ったことがありませんが、およそ 90g ほどの推力が得られます。今までの使用経験から DC5-2.4 を使えばもう少し大きな推力を引き出すことが可能です。今回は DC5-2.4 (10:1) ギヤユニット + 10x5 バルサプロペラの組み合わせで組んでみようと思います。この組み合わせにすると DC1717 モーターユニットに比べ 9g ほど軽くなり、初期値で 110g 以上の推力が得られます。垂直上昇は無理としてもかなりのパフォーマンスが期待できます。

 バルサキットですが、胴体と脚とプッシュロッドにカーボン材料が使われています。キットにはめずらしく翼に貼るフィルム (7g/m2) も同梱されています。カーボン材料は軽い上に強度がありますが、バルサ材料と組み合わせて使う場合には強度過多の傾向があります。今回のキットに同梱されているカーボンパイプはどうみても丈夫過ぎるので、外径を削り落として軽量化してみます。できればフィルムも軽いものを貼りたいと思っています。

 HS-50 サーボも FunFan に搭載したときと同様に軽量化します。バルサ類も肉抜きをするなど軽量化を心がけます。

 ここまで軽量化を検討しているときに、水野さんから依頼されていた TINY キットが届きました。引渡しのときに中身を確認したところ、キット内容が一新されていて、標準完成重量が 105g と 10g 以上も軽くなっていたのです。しかも軽量な車輪まで同梱されていました。胴体のカーボンパイプはかなり細いものに変更され、リブの肉抜き個所も多くなっていました。

 ということで、そのまま組み立てずにできるだけ軽く仕上げるように心がけてみたいと思います。軽量化の目安として全備重量 105g を完成目標に設定しました。尾翼形式は少しでも軽い V 尾翼を採用してみます。


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2001/05/18 inserted by FC2 system