手元にある 6mm の pager motor を使って 60:9 のギヤ比でユニットを組み、 4x2(100mmx50mm) のプロペラをドライブしたところ 6.3g(160mA) の静止推力が得られました。 2C と E-Tec80 で十分ドライブできます。モータユニットとプロペラで 2.4g と軽量です。
次に尾翼を切り出し、マグネットアクチュエータに使うコイルを巻きました。 FET ドライブ受信機を使うので 100ohm 以下のコイルでも問題なく使えます "Push-E" では 0.05mm の線を 400 ターン巻いて 60ohm のコイルを使いましたがそのトルクは十分です。そこでもう少し軽くしようと今回は 0.04mm のコイルを 400 ターン巻いてみました。結果は 100ohm になりましたが問題なく使えるはずです。組み合わせるマグネットは 3mmx3mm 。瞬間接着剤が使えないのでコイルの取り付けとマグネットの取り付けが少々面倒でした。水平尾翼の厚さは 2mm 、垂直尾翼は 1.6mm 。 水平垂直尾翼の組み立て完了で 0.9g でした。
まず胴体に水平垂直尾翼を接着し、車輪とモータユニットをテープで仮止めして重心位置を確認しました。受信機と電池は重心位置に搭載することになります。重心位置の確認をしたあと車輪を糸を巻いて固定し、次にモータユニットを瞬間接着剤で固定しました。今回エレベータは片側のみ可動としたため、マグネットアクチュエータの分片側が重くなります。モータの取り付けをオフセットしてその重さを打ち消すようにしてみました。サイドスラストは付けずにダウンスラストだけ少し付けました。最後に重心位置を確認しながら主翼を胴体に接着しました。
翼幅 (Wingspan) | 270mm |
全長 (Length) | 266mm |
翼面積 (Wing area) | 2dm2 |
全備重量 (Weight) | 9.7g |
翼面荷重 (Wing loading) | 4.8g/dm2 |
受信機 (Receiver) | IRXA301-3 with 2 sensors 1.2g |
アクチュエータ(Magnet actuator) | 0.04mm 400t 100ohm + 3mmx3mm magnet 0.3gx2 |
モータ (Propulsion unit) | 6mm pager motor 60:9 2.2g |
プロペラ (Propeller) | 4x2(100mmx50mm) balsa 0.2g |
静止推力 (Max thrust) | 6.3g (3680rpm, 160mA) |
電池 (Battery) | 80mAh Li-Polymer(with cable and connector) 2.4g |
飛行機重量 (Air frame) | (主翼1.8g+尾翼0.4g+胴体0.4g+車輪0.3g+その他0.2g)3.1g |