9:1 のギヤユニットに 8x4 バルサプロペラを取り付けて静止推力を調べてみましたが、なんと初期で 13g と今までと変わらない静止推力がありました。ただし消費電流は 300mA と 20% ほど多くなってしまいました。多くなった分はモータの発熱という結果をもたらしました。軽量化のためにはやむを得ません。
改造した RX5-2.3 受信機は他の飛行機と共用できるように、スピードコントローラを接続するためのコネクタとマグネットアクチュエータを接続するためのコネクタピンを取り付けてあります。今回スピードコントローラを受信機と一体化することで、接続のためのコネクタとケーブルを省略しました。受信機 2.2g とスピードコントローラ 0.9g で 3.1g ありましたが、一体化することによって 3g になりました。これでスピコンも受信機と一緒に他の飛行機に搭載できるようになりました。モータユニットとスピードコントローラの間にコネクタを配置して、モータユニットの変更も現場で可能としました。
主翼のパイロンを若干削ったのと、主翼の取り付けを輪ゴムから風船を輪切りにしたものに変更して 0.1g 軽くなりました。
これで 1.7g の軽量化が図れ、 23.2g あった A-1 はここまで軽くなりました。翼面荷重も 4.8g/dm2 となかなかいい感じになってきました。それだけではありません。まだ軽量化の余地が残されています。胴体を巻き胴に取り替えることで 20g の飛行機も夢ではなくなってきたのです。しかし胴体を取り替えるのは結構手間がかかりそうなので、今回は見送ることにしました。
翼幅 (Wingspan) | 473mm |
全長 (Length) | 495mm |
翼面積 (Wing area) | 4.47dm2 |
全備重量 (Weight) | 23.2g -> 21.5g |
翼面荷重 (Wing loading) | 5.2g/dm2 -> 4.8g/dm2 |
受信機 (Combo receiver) | JMP RX5-2.3 Mod. 2.2g (include magnet actuator driver) -> RX5-2.3 Combo 3g (include magnet actuator driver with BEC) |
アクチュエータコイル(Actuator coil) | Hand made 170ohms 0.45g |
アクチュエータマグネット(Actuator magnet) | Neodymium 5mm(D) x 3mm(H) 0.45g |
モータユニット (Propulsion unit) | Coreless new unit (9:1) 5.3g -> Core new unit (9:1) 3.8g |
プロペラ (Propeller) | Hand made 8x4 (Balsa) 0.6g |
電池 (Battery) | 140mAh Li-Polymer 4g |
最大静止推力 (Max thrust) | 13g (at 0.26A) -> 13g (at 0.3A) |
飛行機重量 (Air frame) | 8.6g (Wing 4.5g, Fuselage 3.0g, tail 0.8g + 0.3g) |
その他(輪ゴム等) (Other) | (Rubber band & other) 0.7g -> 0.6g |