動翼の翼端支持については、動翼側に 1mm カーボンロッドを接着して、カーボンフレームの終端に 0.8mm ピアノ線で加工した軸受けを取り付けました(画像中段右)。 サーボ側にも 1mm カーボンロッド 2 本をサーボホーンのピッチ(12mm)に合わせて接着し、ホーン穴に差込むようにしました(画像上段右)。結果的に動翼は取り外しが可能になりました。 尾ソリは 0.5mm ピアノ線を加工してカーボンロッドに糸で巻き、瞬間接着剤で取り付けました(画像下段左)。
前回製作した "FunFan" の垂直尾翼は固定式だったのでキャリングケースを作るのに苦労しました。また運搬時も垂直尾翼部分の出っ張りが結構邪魔になります。何とか簡単確実に着脱することができないだろうかと考えた末、垂直尾翼底部の 2 個所に 1mm カーボンロッドを 6mm ほど残して埋め込み、胴体側に 1mm ドリルで穴をあけてカーボンロッドが差込めるようにしてみました(画像下段右)。穴は瞬間接着剤で補強しました。垂直尾翼を差込んでみると結構しっかりしています。 Indoor-plane の場合はこの程度でも問題なさそうに思えます。
製作途中の "FunFun2" の上に 1 号機の "FunFan" を重ねてみました(画像上段中央)。 2 号機は横幅が広く、長さが短くなっています。
また、動翼がかなり大きくなっているのがわかります。動翼を含めた全体の翼面積は 1 号機の 24.6dm2 に対して 2 号機では 23.6dm2 とわずかに小さくなっています。半円形というよりはどちらかというとデルタ翼に近い形状になりました。
主翼の翼弦が 350mm になったので幅 300mm の超軽量フィルムが貼れなくなりました。 そこで主翼だけは 620mm 幅のやや厚手 (7g/m2 0.005mm) のフィルムを使うことにしました。それでもフィルムは 2g 以下でおさまります。