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今回特に軽量化にこだわって作ってみましたが、まだ製作経験も浅いので軽量化をする上でのトータルバランスはベストとはいえないかもしれません。しかしながら FunFly 1 号機の 520g と比べても今回 2 号機の全備重量 440g は出来すぎと思えるほど軽量化できました。
主翼についてはリブ数の少なさ、プランクなしということで強度に多少の不安がありましたが、オラライトを貼ったらその不安もどこかに消え去りました。
主翼中央部に受信機(ケースを外したもの)とエルロンサーボ 1 個を埋め込んであります。サーボのコネクタが胴体側から抜き差しできるようにコネクタ 3 個分の角穴をあけてあります。
アンテナ線もこの角穴から出してあり、胴体内部を通じて尾部脇から外に出しています。
電池は当初ベルクロベルトで固定する予定でいましたが、アルミプレートをコの字型に加工して主翼を取り付ける前に写真のように取り付けました。どちらを使っても重量の差は殆どないようです。電池を納める中央付近に金具を設け、輪ゴムで電池を固定します。胴体側板は電池収納部分だけ 2 重にしてあり、電池の当たる主翼側部分には動き止めにスポンジテープを貼っています。側面は電池の片側にベルクロが貼ってあるので特別な処理はしていません。
電池の収納部にはかなりの余裕を持たせてあり、 8 セルの電池も納められるようにしてあります。
いつも苦労する重心位置は、今回電池スペースを大きくとったのでとても楽に決めることができました。何しろ量産機と違い、たった 1 機しか作らないのに出来上がったときの重心位置が合っていなければならないのですから...。
FunFly 1 号機は主翼をゴムでとめましたが、 2 号機では主翼後縁部を 4mm のプラスチックネジでとめています。このネジはグラウプナーから出ていて手で曲がるほど弾力のある材料でできています。 M4x30 の 9 本セットで「アサミ」で 320 円でした。ナット側は航空ベニヤに 4mm のタップをたて低粘度瞬間を流して再度タップをたて直しました。
主翼完成 | 約 90g | 受信機約 20g 、サーボ約 10g 、他約 60g |
胴体完成 | 約 210g | モーター約 100g 、ペラホルダー約 20g 、折りペラ約 10g 、スピコン約 32g サーボ約 10g 、水平垂直尾翼完約 10g 、他約 28g |
7x600AE 電池 | 約 140g |
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翼面荷重は約 21g/dm2 になり、エレクトラのそれとほぼ同じになりました。
まだ飛ばしていないのでなんともいえませんが、 Slow Flight ができそうな感じがします。
FunFly 2 号機 | FunFly 1 号機 | |
モーター (Motor) | Graupner FG 1.85:1(7.2V 仕様) | Graupner FG 1.5:1(7.2V 仕様) |
プロペラ (Propeller) | Graupner 9x5(プロペラホルダはコスモテック) | Graupner 8x4.5(スピンナーとも) |
アンプ (ESC) | JES 20 Brake(4 サーボ対応) | schulze f21-15be |
受信機 (Receiver) | Futaba R115F(ケースなし) | Futaba R116F |
サーボ (servo) | UNION Model UM-9G 2 個 (エルロン・エレベーター) |
Futaba S3101 3 個 (エルロン 2 ・エレベーター) |
電池 (Battery) | 7x600AE | 7x600AE |
翼幅 (Wing span) | 700mm | 700mm |
翼型 (Airfoil) | クラーク Y(12%) | 完全対称(20%) |
全備重量 (Weight) | 約 440g | 約 520g |