電動 FunFly 2 の初飛行

[Previous] [Next] ["FunFly2" Index]


電動 FunFly 2 号機が初飛行しました


写真は電動機の先輩でもある友人大岩君で、 FunFly 2 号機の設計及びカラーリング等についていろいろと協力をしてもらいました。初飛行の朝「舟地蔵」でデジカメしたものです。

初飛行の数日前、岸田さんからご自分の FunFly 機についての情報をいただきました。
フルスロットル時の頭上げがひどくピッチング状態になり易いので、スロットルとエレベータにミキシングを入れている。翼幅が短い影響かプロペラの反トルクによる左ぐせが出やすい。パワーは急激に入れないでゆっくりと。手投げ発進時は 80% ぐらいの出力で十分。等々...。

ということで、 80% 程度の出力で大岩君に手投をしてもらいました。それでも十分余裕のある上昇です。中スローでも十分飛行可能で、タイマーセットした 5 分間のほとんどを中スローで飛ばしました。エルロンはかなり敏感で、エルロンとエレベータでかなり小さい旋回ができます。
モーターのサイドスラストは 1.5 度程度とってありましたが、多少左に取られるのでエルロントリムで 3 コマほど修正しました。エレベーターもややダウン気味にトリム調整しました。飛行後電池残量を計ってみたところ 7x600AE で約 310mAh もの残量がありました。半分以上の容量が残っている計算になります。

2 度目はタイマーを 8 分にセットしなおして飛行しました。ループも何度かやってみました。パワーを絞り、アップを引いてスローフライトも試してみました。比較的風が穏やかでしたがまあまあのスローフライトができます。少し風があればホバリング?もできそうです。 8 分の飛行で電池残量は約 210mAh でした。

3 度目はエルロンのデュアルレートを 70% から 60% に落としてみました。エルロンは少し穏やかになりましたが、アスペクトレシオが極端に小さいためか多少横安定が悪いように感じます。今回は少しパワーを上げて上空で何度かモーターを止めてみました。エルロン操作に多少気を使うだけでモーターグライダー並みの滑空をしてくれました。着陸も、例によって土手の斜面への着陸になりますがとても楽でした。これは翼面荷重が約 21g/dm2 と軽く仕上がった結果だと思います。飛行時間 8 分で電池残量は約 200mAh でした。

今回の初飛行は大成功でした。この成功は岸田さんから頂いたアドバイスのおかげです。
モーターサイドスラストをもう少し多くしてダウンスラストを若干増やせば更に飛ばしやすい機体になりそうです。
タイマーはスロットルのモーターが回転し始める位置からスタートするようにセットしたので、実際にモーターが回っている時間の積算になります。 3 フライトの電池残量から 12 分ぐらいは飛行可能と思われます。
スロットルとエレベータのミキシングをスイッチで入り切りできるようにしておいたのですが、今回は使いませんでした。


[Previous] [Next] ["FunFly2" Index]
inserted by FC2 system