MINI HELICOPTER "Hummingbird" の完成

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ボディも取り付けて可愛らしいミニヘリコプターが完成しました。
7x500AR 電池を搭載した完成重量は 630g でした。キットですからきちんと各部の組み上げを行えば問題なくできあがります。バルサのキットと違って削り出すようなところはありません。多少手がかかるのはボディぐらいでしょうか。金属と樹脂で整形された部品が多いので軽量化の余地もほとんどありません。搭載機材であるサーボ、受信機、スピコン、ジャイロを軽量な物に載せ替えればある程度の軽量化は図れそうです。

ボディを塗装組立て中にボディをつけない状態で何度かホバリングしてみました。まず浮いている時間がとても短いのです。電池はというとチンチンに熱くなります。AM-30 モーターが電気の大食いなのかも知れないと思い "Whatt Meter" でホバリング付近の電流を測ってみました。なんと 13A 以上流れています。入力はなんと 100W をオーバーします。 600g の重量を支えるのにこんなにも電流を流さなければならないとは驚きです。電池にも相当過酷ですね。このモーターは進角を調整してみる価値があるでしょうか。あるいはできるだけ搭載機材を軽量な物に替える必要があるのでしょうか。モーターは電池ほど熱くはならないのですが、もう少し少ない消費電力でホバリングしてほしいところです。少なくとも 4-5 分ぐらいは飛んでもらいたいと思うのです。
280 クラスのモーターを搭載した緒方さんの "Piccolo" は 300g を切るとはいえ 7-8 分の飛行ができるのは驚異的です。

今回使用したスピコン内蔵受信機はオートカットが働くタイプなので心配しましたが、オートカットが働く前にホバリングできるだけのパワーがなくなってしまうので、飛行中に突然オートカットが働くようなことはなさそうです。

連休が明けてアイソニックから FAX で回答がきました。ピニオンは間違ったものが混入されたようでちゃんとしたものを送ってくれるということでした。一週間経過した今もまだ届いていません。組立図は最新の物が一緒に添付されていました。図を見る限り同梱部品が足りません。とりあえず手元の部品を加工して組立てたので解決済みではありますが、本社のある岩手まで電話を入れて部品不足の事は伝えました。心配だった補修部品の調達についても確認したところ、すべての部品を供給できる体制にあるということでした。壊しても部品の調達はできる事がわかったので一安心です。ついでに平均的なフライトタイムも聞いてみました。なんと 1-2 分の飛行時間という事でした。驚いてそんなもんなんですかと聞きなおしたら、非公式ですが最近の軽量サーボ等を積むなどの工夫をして 3-4 分の飛行ができたという情報も聞いています。ということでした。ちょっとがっかりしましたが電動飛行機同様少しでも軽量に仕上げる事が一番のようです。実際に飛ばしてみてから軽量化については検討してみようと思います。


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