"micro-FunFan" の製作

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モーターは Mabuchi N20AB プロペラは Union U-80 を使うことにしました。
U-80 プロペラは超小型の飛行機に多く使われていて、推力データーの公開されているHPがあったので早速利用させてもらいました。 7000rpm のとき推力 7.3-7.9g 、 8900rpm で 13.1-13.9g 、 9600rpm で 18.2-21.0g ということです。

N20AB モーターは気球の昇降に使われているものです。 CR2(3V) 電池を使い N20AB モーターに U-80 ペラを取りつけての回転数は 7000-7400rpm 、電流は 0.6A でした。 8g ほどの推力しかないことになります。重量はモーターとプロペラで約 6g 。機体 8g と RF Fright Pack 4g とで 18g 。 CR2 一次電池(11.5g)を使うと全備重量が 30g 以内に納まります。 しかし 30g 近い飛行機を 8g の推力で飛ばすのは容易でないことが想像できます。場合によっては 3x50mAh Ni-Cd 電池の使用も考える必要がありそうですが、とりあえず CR2 を使ってみようと思います。

小型軽量なコアレスモーターのサンプルを現在調達中です。今のところモーターもプロペラも他に手持ちがないのでこの組み合わせでとりあえず進め、モーターが届いたらいろいろ試してみたいと思います。

ヒンジは RF Fright Pack に付属してきた 0.8mmx1.3mm 角ほどの輪ゴムを長さ 4mm ほどにカットしました。マスバランス動翼を採用しましたがどのくらいの動翼面積にしたらいいかわからないので、トルクが少ない事を考慮して小さめにしてみました。果たしてエレボン設定でも飛ぶのでしょうか。

マグネットアクチュエータはニュートラル付近ではヒンジのゴムがニュートラルを保持をしているだけでコイルにはほとんど電流が流れていません。スティックをの舵角を大きくするほどコイルに流れる電流の実効値が増えます。つまりスティック舵角に従いトルクが大きくなるわけです。ということはニュートラルでは飛行中動翼が空気の流れになびいているだけということになります。ニュートラル時には動翼の影響を受けることなく自立飛行していることになります。モーターサーボのようにフィードバックがないのです。

コイルは瞬間接着剤でスチロール翼に接着し、動翼側にマグネットアームを取りつけます。ニュートラルを保持するゴムヒンジも瞬間接着剤でつけますが、適切な主翼と動翼との間隔、適切なゴムの弾力等研究すべき事が沢山あります。


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