"mini-FunFan" の完成"

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翼幅 30cm の "mini-FunFan" が完成しました。あまりに小さいので本当に飛んでくれるか心配です。
全備重量 53g 。今まで作った中で一番小さい飛行機です。しかも無尾翼機。受信機は安価な GWS の 4 チャンネルをできるだけ軽くなるように改造して使いました。スピコンは今回オートカットのない安価な MSC-5NB を使いました。 大半のスピコンは 5 セルでも使えますが、かなりの電池容量を残してオートカットが働いてしまいます。オートカットが働かないように改造できるスピコンもありますが、わざわざ改造するのも面倒です。 Indoor-plane での電池の残量はモーターのパワーダウンからからおおよそ推測できるので、オートカットが働かなくても問題ないと考えます。このスピコンはとても小さいのですが、厚い基板が使われているので 2g と少々重くなります。使うたびに毎回面倒な設定が必要ないのは好感が持てます。しかしそのまま使うとスロットルスティックが中よりやや上でフルスロットルになってしまうので、ATVでロー側 55% 、ハイ側 35% ぐらに設定する必要がありました。スピード変化のレンジもやや粗い感じがしますが実用上は問題ありません。搭載機材を差し引くと機体完成重量は 7g ということになります。思いのほか軽くできました。うまく飛んでくれれば 1oz plane の製作も夢ではなくなります。

できあがった飛行機を見ると Indoor で飛ばには十分過ぎる強度があるように思えます。構造材に使われているカーボンロッドを細いものにし、軽量なフィルムを使うなど材料を見なおすことでもう少し軽量化できそうです。搭載機材にも軽量化の余地がありますが、軽量な搭載機材ほど高価になってしまうので、今回手持ちのサーボを使った以外はできるだけ安価な機材で組み立ててみました。運搬のためのキャリングケースも作りました。

"mini-FunFan"
翼幅 (Wingspan)

300mm (12")

全長 (Length)

200mm (8")

翼面積 (Wing area)

4dm2 (26inch2)

全備重量 (Weight)

53g (1.9oz)

翼面荷重 (Wing load)

13g/dm2

使用電池 (Battery)

5x50mAh (18.5g)

受信機 (Receiver)

GWR-4P(72MHz) MOD. (4.5g)

サーボ (Servo)

WES LS3.0x2 (7g)

モーター (Motor)

DC5-2.4 (5:1) (12g)

プロペラ (Propeller)

12cm (2g)

スピコン (ESC)

MSC-5NB (2g)

フィルム (Film)

Airspan

機体完成重量 (Structure weight)

7g (0.25oz)

バスケットコート二面くらいの体育館でなら飛行も可能ではと思って作りましたが、見れば見るほど小さなこの飛行機、本当に飛んでくれるんでしょうか。スパンの割に大きくてピッチの強いプロペラによる反トルクの影響も心配です。


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