受信機はミラクルフィルムで包み、重心位置を合わせて翼の上面に両面テープで固定しました。
Indoor 2000 受信機は安定性向上のため電源回路に 100μF のコンデンサを追加してあり、
モーターにもモーターカンと電源端子の間にノイズキラーコンデンサ 2 個を追加してあります。
アンテナ線は 36cm しかありませんが、プッシュロッドのピアノ線との並行を避け、垂直尾翼上部に張りました。アンテナ線の引き回し方で重心位置が変化してしまいます。
テスト用の無尾翼ハンドランチを何度か飛ばしていてわかったのですが、発泡スチロール翼の前面は 障害物にあたると意外にもろいので、今回の機体は翼前面にミラクルフィルムを 25mm 幅にカットした ものをアイロンで貼りました。発泡スチロールが溶けない程度の低温で十分な接着力が得られるので相性はいいようです。また、発泡スチロール胴体下部にはクリアテープを貼りました。
胴体は主翼中央付近から尾翼にかけて細くなっています。スチロールの比重が軽いこともあり、垂直尾翼を支持するには多少強度不足を感じたので、ほんのわずかのカーボンロービングを胴体左右と下面に ZAP-O で張りつけました。その結果驚くほどの強度になりました。
今後さらに軽量化を図るには、発泡スチロール適正比重の選択、あるいはスチロール翼の肉抜き、
プッシュロッドのピアノ線からカーボンロッドへの変更、受信機とサーボのコネクターを外して
直接半田付け、ミラクルフィルムの活用等が必要と思われます。
とりあえず 103g でのテスト飛行となります。