Mini-plane 2 の製作 2

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胴体後半を巻き胴にし、カーボンロッドをプッシュロッドに使ってみました
胴体は 1.5mm バルサを使い、後部は 1mm バルサ巻き胴にしてみました。 テーパーに巻いてありますが、グラスの釣竿を芯にして巻いてみました。 V-tail の開き角度は 110 度にしました。 巻き胴の太い部分を一部カットして尾翼を組み立て、出来あがった尾翼を胴体最後部の、巻き胴部分に 差し込んで瞬間接着剤で固定する方法を採りました。

主翼重量 14g 、車輪は 1.2mm ピアノ線にバルサ車輪で 4g 、胴体と尾翼で 13g 。以上合計で 31g 。スピコンをまだ調達していないので、スピコンを除いて搭載機材が 109g 。 現状での重量は 140g になります。 あと、モーターの取りつけ、スピコン、重心位置調整後の胴体間仕切り補強が必要ですが、完成重量 150g 以内に納まりそうです。

今回製作途中で、かねてから手に入れたかったソリッドカーボンロッド、カーボンロッド、 テーパーカーボンロッド等を調達することが出来ました。このカーボンロッドはスポーツカイト用の パーツとして販売されているもので、 0.8mm から各種サイズが揃っていて、電動飛行機の材料として 利用できそうな形状のものが沢山あります。 機体を作り始める前に調達できていたら、主翼、車輪等にも使うことを考えたのですが、 今回は 1.3mm のソリッドカーボンロッドをサーボのプッシュロッドに使ってみました。

カーボンロッドの比重は 1.8 前後、 2 本のロッド(210mmx2)で 1g 以下の軽さです。ピアノ線の 4-5 分の 1 と軽量強靭です。ただし、曲げることが出来ないのでホーンへの接続部分だけ 0.8mm のピアノ線を使いました。カーボンロッドとピアノ線を 8mm ほど重ね合わせ、ポリエステル糸を巻いて瞬間接着剤で固定しました。今回は Futaba S3103 サーボを使いましたが、 0.8mm のピアノ線を使うとホーンの穴に遊びができます。そこで円盤ホーンの空いたところに 0.8mm の穴をあけて使いました。


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