カーボンフレーム翼を Mini-plane 2 に装着

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出来あがったカーボンフレームの翼を Mini-plane 2 号機に装着してみました
Mini-plane 3 号機の主翼とプロペラができたので、 2 号機胴体の主翼取り付け部分を加工して 3 号機の 主翼も取りつけられるようにしました。これで 2 号機にはどちらの主翼も取りつけることが出来ます。 カーボンフレームの翼はバルサリブ組の翼に比べ 4g ほど軽く仕上がりました。 6x110mAh 電池搭載時の全備重量が 142g になります。

SlowFly Mini-plane 3 号機に JETI の REX4 受信機を使う予定でいましたが、前回 Mini-plane 2 号機に搭載してテストしたところ、充電したばかりの電池にもかかわらず頻繁にオートカットが働いてしまいました。アンテナの張り方をいろいろ変えてテストしてみましたがだめでした。オートカットが働いた後スロットルを絞り、改めてスロットルを上げればモータが回り始めますがすぐにまたオートカットが働いてしまいます。とても安心して飛ばせません。スロットル以外のサーボは正常に動作しています。 slim-8e スピードコントローラとの組み合わせで使っていますがどうも具合が良くありません。Futaba R113F 受信機に替えてみたところ飛躍的にオートカットの働く回数が減りました。 でもこれで解決したわけではないので、後日原因を究明したいと思います。

今回作ったプロペラを装着し、海浜公園に出かけてみました。 1 フライト目は風もほとんどなく素直に飛んでくれました。まるでスローモーションの世界です。 3 号機(キーエンスモータ)用に作ったプロペラなので 2 号機(130SZ)の負荷としては軽すぎるのですが、 142g の機体でも軽々と飛行してくれました。ゴム動力用のプロペラと比較して飛行時間も大幅に増えました。 2 フライト目以降は多少風が出てきましたが、無理して飛ばしてみました。バルサリブ組の翼に比べてカーボンフレーム翼はひねりに弱く、飛行中に風の影響で翼がねじれるのが確認できます。当然不安定な飛行となり、安心して飛ばしていられなくなります。比較的すぐそばで飛行させましたが、上空ではさらに風が強いのか翼のたわみも多く、早々に着陸させました。合計 5 フライトしました。

今回のテストでは翼面荷重が 13g/dm2 程度でしたが、カーボンフレーム翼の場合は翼面荷重を低めにして、風のないときに飛ばすことになりそうです。 SlowFly Mini-plane 3 号機は翼面荷重が 9g/dm2 程度になる予定ですが、製作中の部品重量も予定重量を少しずつオーバーしているので、翼面荷重も少し増えそうです。最悪の場合は 50mAh 電池に替えて翼面荷重を減らす必要があるかもしれません。

いずれにしてもこのクラスになると、もうインドアプレーンの世界です。アウトドアで飛ばすには無風時以外無理では?というのが実感です。


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