EP CONCEPT "SCHWEIZER 300C" 初飛行

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少々風がありましたが無事初飛行できました。愛称 "オニヤンマ" と銘々。とても可愛らしいヘリでしょ!


モーターは事前にブレークインを行いました。 6 セル 1700mAh のバッテリーを繋いで延べ 1 時間ほど回しました。当初は回転が不安定でしたが 1 時間も回すとかなり滑らかな回転になりました。 Futaba の MC114H アンプは 7-8 セル用になっていますが 6 セルを繋いでも問題なかったので、この電池でアンプを通してブレークインを行いました。中速域では低周波アンプのためか滑らかに回転しません。最初の 20 分程は中速で、あとはフルパワーでブレークインを行いました。

夜間車のほとんど通らない行き止まり路地の街灯の下でテストホバリングしてみました。なんだか夏の夜の街灯に集まる虫といった感じですね。決して明るくはないのですがローターの白さから回転面の傾きがよくわかります。

ジャイロ感度切り替えをハイ側にして浮かせてみましたが、テールがハンチングするのですぐに感度をロー側に切り替えました。テールは比較的落ち着きましたが、スロットルが敏感でヘリの上下動が激しく、ホバリングが安定しません。ピッチカーブは直線にセットしてありましたが、ホバリングポイントより下側を少し上げてみたら大分安定しました。エルロン、エレベーターは効きが悪くとても飛ばしにくい感じです。なぜこんなに舵が効かないのかと思いましたが、後で EXP を -40% に設定してあったことがわかりました。もっと減らしたほうがいいのか、全く設定しないほうがいいのか今度試してみたいと思います。今まで飛行機でもヘリでも EXP を使ったことがないので慣れの問題があるのかもしれません。とりあえず 5 分程のテストホバリングでしたが、ある程度の感触をつかむことはできました。ヘリの場合は調整要素が多いだけに、この先当分ああだこうだと楽しめそうです。

その後一番気になっていたテールピッチコントロールのガタを減らす改造しました。この部分は皆さんいろいろな方法で工夫されているようですが、私は川田さんが工夫された方法を真似て、サーボホーンを使ってこのように改造してみました。

一夜明けて舟地蔵で初飛行を行いました。エルロン、エレベーターの EXP はあらかじめ -20% に設定しなおしました。少々風がありましたがある程度の感触はすでにつかんでいたのと広い場所ということもあって、ホバリングは全く不安がありませんでした。テールピッチコントロールのガタが減った効果もあるのか、ラダーはかなり安定しています。ジャイロの感度はまだ少し敏感です。自分の周りをゆっくり旋回させて見ましたがスケール感もあってなかなかいい感じです。延べ 5 フライトしましたが総じて舵はマイルドです。少し走らせて左旋回、右旋回を何度か行ってみましたがどちらの旋回も問題なくできました。ジャイロもかなり感度を下げることでピルエットができるようになりました。急なスロットルワークでテールが大きく振られる現象があったので、レボリューションミキシングの設定は必要だと感じました。一つしかない電池をやむをえず繰り返し充電して使いましたが、 1 フライト 5 分近い飛行ができたのでまずまずといったところでしょうか。とりあえず無事初飛行を行う事ができました。初飛行の画像はこちらでご覧いただけます。


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