Indoor Fun-Fly TINY の製作 2

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軽量化のため、主翼左右の中間リブを 1 枚だけにしてしまいました
 今回のキットに入ってきた主翼のスパーが少し短く、翼幅を 5mm ほど詰めてつくることにしました。その結果、後縁材に刻まれているリブ溝が合わなくなってしまい、後縁材に切り込みを入れなおしました。ついでに中間に入れるリブを 1 枚ずつ間引いてしまいました。翼端 2 枚、中央部 2 枚、中間リブ 2 枚の合わせて 6 枚という構成で、前縁と主桁の間に 1mm バルサから切り出した中間リブ 8 枚をはめ込んでみました。

 中央リブ 左右の溝にサーボベッドを取り付けたあと、上面のみ 1mm バルサでプランクします。前縁に使われているバルサ角棒がかなりハードで、エルロンを除く主翼材料の 1/3 もの重さがあります。翼端以外のリブはできるだけ肉抜きしてみました。主翼骨組みは 15g で完成。サーボベッド、中央部のプランク、フィルム貼りが残っています。前縁材の後ろ側を削るなどしてもう少し軽くする予定です。この時点で主翼左右の重量バランスが狂っているのです。いつもなら軽いほうの翼端に瞬間接着剤を染み込ませるなどしてバランスをとるのですが、今回は軽さにこだわっているので別の方法でバランスをとる予定です。

 尾翼は 3.2mm バルサ単板から切り出しました。 V 尾翼を選択したので固定翼を切り出したあと、残りの材料で動翼の骨組み材料を切り出しました。動翼を組み立てた状態で尾翼全体の重量が 5.1g になりました。ヒンジ、ホーンの取り付け、フィルム貼りが残っています。

 エルロンは骨組完成で 3.3g になりました。ホーンの取り付けとフィルム貼りが残っています。

 動翼のヒンジにはいつもクリアテープを使っていたのですが、図面に合わせてテトラのヒンジシートを幅 3mm に切り出して使うことにしました。極小のヒンジなのでクリアテープより若干軽いかもしれません。

 とりあえず全体の骨組みが出来上がりました。主尾翼と胴体とランディングギヤの合計が 32g でした。

 主翼を胴体のカーボンパイプにキットに付属してきたレーヨン糸で縛って瞬間接着剤で固定しました。その後リブ中央部上面を 1mm バルサでプランクしました。 V 尾翼は 110 度の角度になるように左右を接着しました。ここで仮組みしてみました。仮組みの状態で 33.1g あります。軽量に仕上げなければならないので常に重量を気にしているのです。主翼の取り付けとプランクで 1.1g の増加です。


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2001/06/01 inserted by FC2 system