Indoor Fun-Fly TINY 受信機変更

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RX5-2.3 受信機の動作不安から受信機を変更してみました
 RX5-2.3 受信機は新品受信機の不調に続いて、いままで FunFan に搭載していた受信機が突然動かなくなってしまいました。 最近仲間数人がこの受信機を調達し、GWS の X-tal と組み合わて全く動作しないケースが発生しています。

 TINY に搭載した受信機もその後のチェックでその動作に多少の不安が出てきました。なんとなくサーボが小刻みにガチャつく現象が出ます。胴体のカーボンパイプとの干渉も考えられるので、アンテナ線がカーボンに沿わない FunFan に搭載してテストしてみることにしました。

 TINY に別の受信機を積むため、手元に余っている GWS の受信機を、以前軽量化した方法で JST コネクタが使えるように改造しました。前回は 4.5g まで軽量化できたのですが、今回はもう少し軽くなるようにアンテナ線を更に細めのものに取り替えました。基板の裏側に取り付けた X-tal も上面に移動して IC の表面に両面テープで固定し、シュリンクチューブを廃止するなどした結果、 3.9g とかなり軽量な受信機に仕上がりました。これなら今後インドアプレーンの受信機としても十分使えそうです。

 50cm につめたアンテナ線でも RX5-2.3 受信機と比べて通達距離があり、動作も安定しています。カーボン胴体にアンテナ線を沿わせた場合でも GWS 受信機のほうが安定しているようです。 GWS 受信機は減電圧特性もよく、リチウムイオン電池 1 セルでも問題なく動作します。

 RX5-2.3 受信機に比べてわずかに重くはなりますが、車輪を更に軽量化し、何とか 1g の増加にとどまりました。ごく手軽に入手できる安価な受信機とサーボの組み合わせということになりました。

 早速横須賀市南体育館で飛ばしてみました。飛行も安定し、安心して飛ばせるようになりました。やはりエルロンは敏感でころころした感じがします。エレベータの効きが甘かったので、舵角を多めにしてみましたがまだ甘い感じです。旋回時の落ち込みが大きいのは今まで飛ばしてきた他の飛行機と操縦感覚の点で大きく違います。パワーは申し分なく上昇力もすばらしいいものがあります。翼厚があるためかフルパワーでも機速があまりでません。翼面荷重が少ないためか遅いスピードでも失速しにくいようです。今回 7 フライトしましたが、操縦感覚に慣れるための飛行に終始しました。「第 34 回横須賀 Indoor-plane 飛行会」のフォトアルバムをご覧ください。

 FunFan に載せ替えた RX5-2.3 受信機も南体育館でテストしましたが、他チャンネルの影響を受け実用に耐えられないことがわかりました。軽さも捨てがたいので RX5-2.3 受信機の不具合については今後調査してみるつもりです。


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2001/08/08 inserted by FC2 system