TINY 更なるパワーアップ

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DC6-8.5(6.75:1) コアレスモータに 10x5 プロペラの組み合わせで 140g の静止推力が得られました
 ノーマル尾翼に変更した TINY はすばらしく素直に飛行してくれるようになりました。 7.5:1 のギヤユニットに 10x5 プロペラを組み合わせたリチウムイオン電池 2 セルによる飛行もかなりパワーアップし、水平飛行からのループは勿論、ロールも背面飛行も安心してできるようになりました。潮風アリーナでローリングサークルの練習も始めましたが、こちらは腕が悪くてまだうまくいきません。翼が厚いためかループでは上昇と下降時のスピード差があまりない感じがします。

 今までになくパワフルな飛行ができるようになったので、一応満足な状況にはなりましたが、欲を言えばもう少しパワーがほしい感じです。そこで少しピッチを大きくした 10x6 のプロペラを作ってみました。 DC6-8.5 (7.5:1) のユニットに取り付けて回してみた感じでは確実にパワーアップしているようです。

 ピッチを増やすのとは別に、ギヤ比を小さくしたユニットも作ってみました。従来の 7.5:1 から新たに 6.75:1 のギヤユニットを作りました。

  6.75:1 のギヤユニットに 10x5 のプロペラを装着して推力測定してみました。初期 1.7A 、12.3W 、3100rpm 、140g の静止推力を得ることができました。 570mAh のリチウムイオン電池で 3C の供給電流となりましたが、このあたりが限界でしょうか。六会市民センター体育館で飛ばしてみましたが、とても狭くて安心して飛ばせないほどパワーアップしました。次回潮風アリーナで試してみたいと思います。 10x6 のプロペラも 7.5:1 のユニットと組み合わせで一緒にテストしてみようと思っています。

 TINY もようやくここにきてリチウムイオン電池で満足のいく推重比が得られるようになりました。 101g の飛行機で 140g の静止推力はかなり期待できそうです。

翼幅 (Wingspan) 610mm
全長 (Length) 530mm
翼面積 (Wing area) 14.2dm2
全備重量 (Weight) 101g
翼面荷重 (Wing loading) 7.1g/dm2
受信機 (Receiver) GWS 4ch 40MHz Mod. 3.9g
サーボ (Servo) HS-50 Mod. 4.2gx2
スピードコントローラ (ESC) KOG-MA20 2.1g
モータユニット (Propulsion unit) DC6-8.5 (6.75:1) 18.7g
プロペラ (Propeller) Hand made (Falcata) 10x5 2.0g
電池 (Battery) 2x570mAh Li-Ion 28g
飛行機重量 (Air frame) 37.9g


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2002/04/29 inserted by FC2 system