横須賀 Indoor-plane 第 18 回飛行会

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鈴木さんの新作機 "Flutterby" 。Ruijsink の Micromag システムを搭載したキットです。
1x430mAh Tadiran 電池搭載で、関連HPによると連続 1 時間半以上の飛行ができるという事ですから驚きです。山尾さんの "Micro Lite Flyer" と並べてみました。ともに Ruijsink の設計です。
初飛行準備中の鈴木さん。翼幅 60cm 、全長 49cm 、全備重量は標準で 40g 前後。鈴木さんの機体重量は不明です。
リブ間隔ごとに色違いのフィルムを貼っています。このカラーフィルムは接着剤も塗布されていてアイロンで貼ることができ、重量も約 8g/m2 とかなり軽量です。
とてもゆっくりした飛行で、まるでスローモーションを見ているようなな錯覚を覚えます。初飛行は大成功でした。
キット付属モーターユニットに 15cm のゴム動力用軽量プロペラをつけて 1x430mAh Tadiran 電池を搭載しています。オリジナルキットでは 3x50mAh Ni-Cd 電池も使えるようです。脚は運搬時のことを考慮して折りたためるように工夫されていました。
マグネットアクチュエータは 1 個 1.7g の大きい方が搭載されていてプッシュロッドには 0.8mm カーボンロッドが使われています。動翼のヒンジにはフィルムが使われていました。アクチェーターの下に見えるのが受信機。40MHz 帯で 2 波ありますが、日本で使用されている周波数と若干違っています。
こちらは大変苦労している自作航研機。今回はエルロン機に改造しています。翼端左右にマグネットアクチュエータを取りつけて、ラダーは固定してありました。
始めのうちはなかなか思うように飛んでくれませんでしたが、重心位置等の見直しによりよく飛ぶようになりました。
今回は車輪を忘れてきたということで終始手投げによる飛行でした。マグネットアクチュエータを搭載した飛行機にしては大型機になりますが、この航研機も 1x430mAh Taditran 電池で飛行するのです。
すっかり安定した山尾さんの "Thistle" 。素晴らしい飛行振りです。
大野さんもスティックを握っていました。
香田さんの飛行機。こちらも山尾さんの飛行機同様実に安定した飛行です。
KP00 モーターユニット搭載で、1x430mAh Tadiran 電池を胴体の脇にモーターの反トルクを相殺する形で取りつけています。
香田さんの飛行機(手前)と山尾さんの飛行機の編隊飛行です。
山尾さんの "Micro Lite Flyer" は今回何度もループを披露してくれました。今回の参加機では唯一 4x50mAh Ni-Cd 電池を搭載しています。私も操縦させていただきましたが、なかなか切れのいい飛行でした。
マグネットアクチュエータを搭載した超軽量機郡。他に鈴木さんの "Flutterby" があります。
一番手前から鈴木さんの航研機、中央左から私の "micro-FunFan" 、山尾さんの "Micro Lite Flyer" 、奥左から香田さんの飛行機、山尾さんの "Thistle" 。
大野さんの "ベビーヨーデル" も快調に飛行しています。
タウベは大きい飛行機ですがゆったりと飛んでいます。
木下さんの低翼機も安定した飛行をしていました。
小黒さんの飛行機は今回インドアプレーン用に開発したスピコンを搭載しています。全体の重量が 10g ほど軽くなったので今までにないスローフライトが可能になったということです。私の無尾翼ミニプレーンと空中衝突する場面もありましたが、どちらも無事でした。

今回はマグネットアクチュエータを搭載した飛行機の参加が約半数を占めました。重量は 29.5g〜50g 。超スローで飛行する "Flutterby" からループもできる "Micro Lite Flyer" と多彩な飛行機が参加しました。小型軽量化が急速に進んでいるようです。
搭載機材においては小黒さんがインドアプレーン専用のスピコンを作り、今回小黒さんと私の飛行機に搭載してテストを行いました。結果は素晴らしく、今後更なる小型化を目指します。また、マグネットアクチュエータライバも現在開発中ということなので今後が楽しみです。


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2000/05/09 inserted by FC2 system