本井さんのホームページにも飛行会の模様が掲載されているので併せてご覧ください。
今回は水野さんの Push-E の初飛行を特集しました。
水野さんの赤外線送信機です。ケースは木製の自作で、PIC16F84A を使用して JR 送信機からの信号を変調出力しています。 |
石川さんが描いた図面に基づいて作った Push-E でオリジナルに忠実な翼端テーパー翼を採用しています。全備重量が 16g ととても軽量に仕上がっています。受信機には出力に FET を使った IRXA301-3 を搭載しています。赤外線センサー 2 個を胴体の左右にセットしてあり、ラダーとエレベーターがコントロールできるようになっています。 |
水野さんは今までアウトドアの飛行機ばかりを飛ばしてきましたが、インドアプレーンを飛ばすのは今回が初めて。私の Push-E のドーリーを水野さんの Push-E にセットして、地上から走らせて様子を見ることにしました。初飛行なので少々緊張しているようです。 |
タキシング中の Push-E 。ラダーが左いっぱいに切れていますが、地上では舵があまり効きません。 |
赤外線送信機の扱いに慣れるまでは、ついこのように送信機を飛行機に向けるのを忘れてしまいます。 |
Push-E の初飛行は大成功です。周りの人から送信機が向いてないよ!と声をかけられながら、少しずつ慣れてきました。 |
とても安定した飛行です。水野さんはいつも丁寧に飛行機を作ることで定評があります。私の Push-E と並べて写真を撮ろうと思ったのですが、比べられると困るのでやめました(笑)。 |
ついうっかり送信機を飛行機に向け忘れ、壁にぶつかってしまいましたが無事だったようです。水野さんの赤外発光 LED はガラスエポキシ基板にぴったり押しつけて取り付けてあるため、すべての LED がまっすぐに向いています。そのためにとても指向性が強く、少し向きがずれると受信できなくなってしまいます。広範囲に放射するように、それぞれの LED を少し上下左右に向けて取り付ける必要があります。 |
部品の調達からはじめて送受信機の製作から飛行機の完成までにかなりの時間を費やしてきました。今回ようやくインドアプレーンでの初飛行を果たし、とても嬉しそうな水野さんです。 Push-E を大量生産すると言っていましたから、もうインドアプレーンから抜けられそうもありませんね。 |